男色がDDTの全権掌握!高木社長撃破で結婚も回避 鶴見GMは解任

高木三四郎からプロデュース権を奪い取った男色ディーノ=両国国技館
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 「プロレス・DDT」(20日、両国国技館)

 『ゲイレスラー』の男色ディーノが、DDT社長の高木三四郎とのウェポンランブル~全権コントラ結婚戦を制し、団体のプロデューサーに就任した。

 高木が勝てば男色が結婚、男色が勝てば高木からリング上の全権を手に入れる一戦。両者が持参した公認凶器が時間差で投入されるルールで激突した。

 序盤は高木が有刺鉄線バット、男色が有刺鉄線電動マッサージ器などを用いたが、その後は奇想天外な凶器が続々登場。高木の凶器になぜか「ケンドー・カシン-百田光雄with百田家戦」(結果は無効試合)が行われ、その後もタレント・楽しんごらの「オネエ軍団」、筋肉エンターテイメントグループ「マッチョ29」らも現れて一時は大混乱となる。

 さらに、高木は男色の実母である八重子さんを呼び出して心理的なゆさぶりをかければ、男色も高木夫人の加代子さんを投入して反撃。男色はキスで高木をダウンさせると、加代子さんがムーンサルトプレスをたたみ掛け、最後は男色がゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪った。

 試合後、リング上でマイクを持った男色は「私が勝ったからにはDDTは変わる。いや、変えてみせる」と絶叫。高木の「DDTの全権を握るってことはどういうことかわかるか。こいつらが、お前の肩にのしかかってくるんだぞ。その覚悟はあるのか」との問いかけに、男色は「覚悟がないのに全権が欲しいって(主張すると)思う?」と返答すると、高木は「DDTの全権をお前に託す。難しい数字のことはオレがやるから、DDTの中身はお前の思うとおりにやってくれ」と、男色のプロデューサー就任を宣言した。

 すると、そこに鶴見亜門GMが登場。男色に二人三脚の運営を呼びかけたが、高木は「DDTの舵取りは2人もいらない。お前はクビだ」と、その場で解任した。

 最後に男色は「私は一つ宣言をする。私がここに立っているちょっと前のDDTに言う。守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーになったからには、DDTは攻め一辺倒。攻める姿勢でDDTは大きくなった。攻めることが正解なのかは分からない。でも、攻める姿勢のままDDTの舵を取る」と決意表明した。

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