バレラ車椅子退場…足を負傷していた 潔く敗戦認め「強いライバル」

 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)

 ダブル世界戦が行われ、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30)=ワタナベ=は同級1位ロベルト・バレラ(コロンビア)に9回TKO勝ちし、6度目の防衛に成功した。

 敗れたバレラは試合後、車椅子に乗せられ控室に戻った。試合前のウオーミングアップ中から両足ふくらはぎを痛めていたことを明かし、「(負傷がなければ)どちらが勝ったか分からないが、足を痛めたことで試合が困難になった」と表情をゆがめた。

 6戦連続KO勝利とはならず、「田口はタフな相手で強いライバルだった」と潔く敗戦を認めた。

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