京口、最速で世界王者に 田口はTKOで6度目防衛

 ボクシングのダブル世界戦は23日、東京・大田区総合体育館で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級タイトルマッチで同級9位の京口紘人(ワタナベ)が王者のホセ・アルグメド(メキシコ)に3-0で判定勝ちし、世界初挑戦で新王者となった。プロデビューから1年3カ月での世界王座奪取は、日本選手の最速記録。

 23歳の京口は序盤から激しく打ち合い、9回にダウンを奪った。戦績は8戦全勝(6KO)。

 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチでは王者の田口良一(ワタナベ)が同級1位のロベルト・バレラ(コロンビア)に9回TKO勝ちし、6度目の防衛に成功。

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