京口、アルグメドが当日計量クリア IBF世界戦

当日計量をクリアした京口(左)とアルグメド
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 「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)

 当日計量が23日午前、都内で行われ、王者ホセ・アルグメド(メキシコ)はリミットから4・1キロ増の51・8キロ、同級9位で世界初挑戦の京口紘人(ワタナベ)は同じく3・2キロ増の50・8キロでクリアした。

 IBFでは前日計量と当日計量を行い、当日計量では10ポンド(約4・5キロ)以上の増量してはならないルールを設けている。超過の場合王者は王座はく奪、挑戦者は挑戦できなくなる。

 京口は「きのうは計量が終わってからデニーズでオムライスと冷麺を食べた。夜はサムゲタン、米をおかわりしました。朝はおにぎりを食べて、3・1キロ増えたくらいと思っていた」と計算通りに当日計量を終え、「これからうどんを食べて少し寝ます」と、エネルギー補給の仕上げに入る。

 世界戦当日を迎え「今日は世界チャンピオンになる日。特別な日です」と表情を引き締めた。「今朝、幼なじみから子供が生まれたと電話があった。試合会場には来られなくなったけど、すごくめでたいですよね。誕生日を、自分が世界チャンピオンになった日にしてあげたい」と意気込んだ。

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