大仁田、AKB48応援試合じゃ!沖縄で最初で最後の電流爆破戦決定

 プロレスラーの大仁田厚が20日、都内で会見を開き、引退10日前である10月21日に、沖縄で“最初で最後の電流爆破デスマッチ”を行うことを発表した。

 大会を開催するのはA-TEAMで、試合会場は、那覇市に隣接する豊見城市の豊崎美らSUNビーチ特設リング。当初は那覇市内のナムラホールで開催予定だったが、会場側に問題が発生。美らSUNビーチを、代替会場としての開催にこぎ着けた。同所は、6月17日に「AKB48総選挙」の開票イベントが行われる予定だった会場で、悪天候のため、豊見城市立中央公民館に変更された経緯がある。

 会見に出席した大仁田は「全国いろんなところで電流爆破をやりましたが、沖縄ではやっていませんでした。運がいいのか悪いのか、『AKB48総選挙』をやる予定だった会場で、沖縄で最初で最後の電流爆破デスマッチをやることになりました。ボクらもAKB48のファンですし、この興行は『AKB48応援特別試合』としてやりたい。オレたちは台風には負けません。たとえ台風のど真ん中でも決行します」とコメント。これにより、同大会のタイトルは「AKB48応援特別試合~オレたちは台風に負けない! デンジャラスナイトin沖縄 沖縄初の電流爆破デスマッチ」として開催されることになった。

 AKB48とゆかりある会場ということで、同団体の長谷川一孝GM(リングネーム=HASEGAWA)によると、屋外イベントが中止となった「AKB48総選挙」のチケット半券を持参した客には、「入場料半額」にすることを検討中だという。

 メインカードは、大仁田、雷神矢口、保坂秀樹のFMW軍と、橋本友彦、HASEGAWA、櫻井匠のA-TEAM軍による全面対抗戦。試合形式はエニウェア電流爆破デスマッチで、海水浴場全体が戦場となり、レフェリーは3人体制。ルールは「対戦相手を海水に10秒つけたら勝ち」、「ビーチに3カ所開けられた穴に埋めたら勝ち」といった変則ルールも採用される。また、沖縄の海水浴場での試合とあって、リングにたどりつくまでに、「コーラの一気飲み」「パイナップルを完食しなければ入場できない」などの“難関”が待ち受けているという。

 同大会のプロデューサーで、大仁田と対戦するHASEGAWAは、「大仁田さんと対戦できるのは、おそらくこれが最後。安心して引退してもらえるよう、ボクが勝って引導を渡したい」と意気込んだ。大仁田の引退直前に、南の島で、“沖縄らしい”奇想天外な電流爆破デスマッチが敢行されることになりそうだ。

 また、同大会には沖縄の子どもの貧困解消を支援する「沖縄こども未来プロジェクト」との交流から、同プロジェクトを通じ、子どもたち10組20名が招待され、そのほか小中学生、70歳以上は入場が無料となる。なお、同大会の観戦ツアーが、株式会社浜松町リザベーションセンターの企画により挙行される。宿泊先は同ビーチ隣接のホテルとなる。出発地は東京、名古屋、大阪、福岡の全国4カ所で、飛行機代、宿泊費、朝食代、リングサイドチケット代込み。特典として22日に大仁田らが出席するバーベキューに参加できる。詳細は以下、URLにて。https://www.tokuwari.co.jp/prowres/

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