“リングの仕事人”大竹が10回KOで初防衛に成功 次期挑戦者の丸田と握手
「デイリースポーツ後援・ボクシング・東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ」(19日、後楽園ホール)
“リングの仕事人”大竹秀典(36)=金子=が10回KOで初防衛に成功した。上下に打ち分けて臼井欽士郎(37)を削り、10回終了ゴング直前にダウンを奪うとタオルが投入された。
序盤はポイントを先行される展開だったが、5回から反撃。「体が重い感じだったので、気負わず力を抜いていこうと思っていた」と、思惑通りの試合運びで仕事を果たした。
10月13日に指名挑戦者で同級1位の丸田陽七太(20)=森岡=の挑戦を受けることが決まった。リング下で観戦した丸田が試合後リングに上がり握手をした。5勝無敗、16歳下の挑戦者について「もちろん、見たことはあります。強い選手ですね。距離が長くてうまい印象」と話した。