帝里木下2度目の世界戦へ出発 家族の手紙をお守りに「必ずベルトを」

妻子から贈られた手紙を携え、オーストラリアに出発した帝里木下
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 「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月2日、ブリスベン)

 王者ジェルウィン・アンカハス(25)=フィリピン=に挑む、同級3位の帝里木下(31)=千里馬神戸=が26日、関西空港発の航空機で決戦の地に向けて出発した。

 妻・摩由子さん(43)、長女・ももこちゃん(6)、次女・美羽子ちゃん(3)から贈られた手紙を御守り代わりに携えた帝里は少し照れながらも「心強い」と拳を握った。最愛の家族は30日に現地入りする予定となっている。

 リミット(52・1キロ)まで残り約3キロと減量も順調で「体調はバッチリ。オーストラリアに行くのがワクワクする。イケイケモードでやりたい放題、自分のボクシングを全て出し切って必ずベルトを手にしたい」と決意をにじませた。

 14年7月以来となる2度目の世界挑戦。勝てば同ジムとして、05年4月にウィラポン(タイ)を倒してWBC世界バンタム級王者となった長谷川穂積氏以来の世界王者となるが、「あまり気にせず、(世界再挑戦の)道を作ってくれた皆さんのために必ずベルトを持ち帰りたい」と自然体を強調。千里馬啓徳会長(59)は「帰りはチャンピオンベルトがあるから(荷物が)重量オーバーや」と世界奪取を約束した。

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