WBAが村田-エンダム戦のジャッジ2人を処分 会長は再戦を指示

 世界ボクシング協会(WBA)の公式ツイッターは25日、ヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長が本部のあるパナマで会見を開き、WBA世界ミドル級王座決定戦で村田諒太(31)=帝拳=がアッサン・エンダム(33)=フランス=に1-2の不可解な判定で敗れた試合について、ダイレクトリマッチ(直接再戦)を指示したことを伝えた。

 また、村田-エンダム戦のジャッジを務めたグスタボ・パディージャ(パナマ)とヒューバート・アール(カナダ)の2人を6カ月の資格停止処分とした。判定ではカイズ(米国)が117-110で村田を支持したが、パディージャ(パナマ)は116-111、アール(カナダ)は115-112でエンダムの勝利としていた。

 メンドサ会長は21日に自身のツイッターで今回の判定について怒りを不満を表し、再戦を要求する考えを明らかにしていた。同会長は自身の採点表を公開し、117-110で村田が勝利していたと主張。「正しい判定を下すことのできないスポーツに怒りと不満を覚える。まず村田諒太、帝拳プロモーション、そして日本の全てのボクシングファンに謝罪したい。粗末な判定によるダメージをどのようにして回復すればよいのか言葉がない。私は選手権委員会に再戦を要求するだろう」と投稿していた。

 帝拳ジムの本田会長は24日には、同会長は「(WBAが処分を)何も出さないなら(再戦は)選択肢にも入らない」と厳しい姿勢を示していた。

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