比嘉の相手、フライ級王座剥奪 エルナンデスが体重超過

 世界ボクシング評議会(WBC)タイトルマッチ(20日・有明コロシアム)の前日計量が19日、東京都内で行われ、フライ級王者のフアン・エルナンデス(メキシコ)が制限体重の50・8キロを200グラムオーバーし王座を剥奪された。同級1位の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)は50・8キロで1回通過した。比嘉が勝てば新王者、負けか引き分けの場合は王座が空位となる。

 比嘉は「絶対に王者になる」と力を込めた。早々に減量を断念したエルナンデスは「疲れた」と力なく話した。両陣営の合意でエルナンデスは制限体重から10ポンドを超えないようにし、20日夕方に非公式の再計量を行う。

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