緊急手術の柴田勝頼が一般病棟へ 硬膜下血腫は「命に関わる危険な状況だった」
新日本プロレスは16日、都内で会見を行い、リング上で負傷した柴田勝頼、本間朋晃の現在の状況について、三沢威トレーナー(47)が報告した。
4月9日のIWGPヘビー級選手権試合で硬膜下血腫を負った柴田について、三沢トレーナーは「当初は命に関わる危険な状況だったが、緊急手術を行い、現在は再手術も終わって一般病棟に移った」と報告。「会話や歩く上での障害はないが、後遺症は経過を見ないとわからない。今後のことはまだ報告できない。ただ、退院のめどはついているので、元気なエールを送って欲しい」と話した。
3月3日の試合で中心性頸髄損傷を負い、同月中に手術を行っていた本間は、現在は頸椎の専門病院から大阪のリハビリ専門病院へ転院したといい、三沢トレーナーは「退院は未定だが、外出許可が出たのでジムで鍛えたり、軽く走ったりして、復活を目指してリハビリを頑張っている」と説明した。
木谷高明オーナーによれば、今後は主力選手の出場試合を絞ることなども検討していくという。