村中優“出稽古”で世界初挑戦へ調整順調 「がんがんプレスかけたい」
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(5月13日、バーミンガム)
敵地で世界初挑戦する同級10位の村中優(すぐる、31)=フラッシュ赤羽=が26日、所属ジムで公開練習。シャドーとドラムミットの軽い内容ながら「がんがんプレスをかけたい」というプラン通り、前に出ながら力強いパンチを見せた。
スパーリングは5月7日の出発までに計80ラウンドこなす予定。大半は相手ジムへ出向いての「出稽古」だが、WBA世界ライトフライ級王者・田口、日本スーパーフライ級王者・船井というワタナベジム勢などを相手に充実したスパーリングができた。
「船井君のジャブ、田口君のスピードはいい練習になりました」と村中。かつて2度失敗した経験のある減量もあと4キロと順調だ。