ノア・北宮が拳王粉砕で遺恨清算!「ゴー・フォー・ブロック」でGTL優勝を宣言
「プロレス・ノア」(25日、後楽園ホール)
マサ北宮が拳王との“遺恨試合”を制した。2人はGHCタッグ王座を保持していたものの、拳王の裏切によって剥奪となり、拳王は杉浦貴と結託して再び同王座を手にした。今シリーズに入ると、北宮は拳王と杉浦から「間抜け」「恥ずかしいヤツ」などと罵倒されるなど屈辱を味わわされてきた。
そして迎えた、この日の一騎打ち。北宮は拳王が得意とする多彩なキックの連発とラフ殺法に圧倒されるが、師匠のマサ斉藤氏のように体を激しく震わせる動きで気合をみなぎらせて耐え抜く。そして終盤、拳王のキックを捕らえてドラゴンスクリューを決めると形勢逆転。そこから監獄固めなどで左足に集中攻撃を加え、最後はスピアー連発からのサイトースープレックスでトドメを刺した。
試合後、北宮はリング上で「拳王よ、これが何度もたたきつぶされ、立ち上がってきた人間の底力だ」と絶叫。そして、中嶋勝彦とのコンビで出場するグローバルタッグリーグ戦へ向けて「これまでのうっぷんを全部爆発させて、オレたちが優勝を持っていく。ゴー・フォー・ブロックだ。オレと中嶋勝彦、ジ・アグレッションが時代をぶち壊す!」と、マサ斎藤氏の信条“ゴー・フォー・ブロック”を口にして優勝を宣言した。