新日本 永田が灼熱の護摩行、不動明王パワーでG1完走Vだ

 “不動明王パワー”で真夏の祭典制覇だ。新日本プロレスの永田裕志(48)が14日、埼玉県和光市内の清龍寺で、18日に開幕するシングルリーグ戦「G1クライマックス」へ向けて護摩行を行った。

 同寺の森田詠龍和尚が「ご本尊の不動明王を迎え、直接触れながら、パワーをいただく」と説明する護摩行。純白の行衣をまとった永田は、燃えさかる炎に「G1完走制覇」との願いを書き込んだ護摩木を入れるなど、しゃく熱に耐えながら約30分間祈りをささげた。

 「メンタル的な部分というか、ここ数年開き直った自分がいる中で、もう一皮むけたいというか、どっしり構えるものがほしかった」との思いで護摩行にトライした永田。終了後は「無になれた。汗がぶわーっと出てくる感じが気持ちいい」と充実の表情を浮かべた。

 その効果に手応えを感じ、「不動明王が私の体に降りたかも知れませんね。不動明王がこの体に宿ったからには、怖いものなしでG1クライマックスに臨めるというのが今の心境。完走した上での優勝という目標に向かって闘う態勢は作りました」と、15年ぶり2度目の優勝へ自信を深めていた。

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