襲撃に怒り!高山がVMに報復宣言

 「ゼロワン」(19日、茨城県立スポーツセンター体育館)

 12・19水戸「常陸乃国大花火」で行われる有刺鉄線電流爆破デスマッチで大仁田厚と初タッグを結成する高山善廣が10日、東京・竹芝のゼロワン道場で、対戦相手のブードゥーマーダーズ(VM)、TARU&“brother”YASSHIに襲撃された。

 会見出席のために同所を訪れた高山は、欠席予定だった2人からの不意打ちにダウン。やはり、5日に後楽園ホール駐車場で2人から襲われた大仁田が救出に駆けつけ、助け起こした。4者はにらみ合い、YASSHIは「カス野郎!電流爆破は覚悟しとけ」と吐き捨て立ち去った。大仁田は「どこに現れるかわかりゃしない」と苦虫をかみつぶした。

 失態をさらしてしまった高山は「この前は大仁田さんを襲って、次は高山だと言ってたけど、まさかきょう来るとは。油断だからしょうがないけど、オレに手を掛けたらどうなるか。次のリングで教えてやる」と言い放った。大仁田も「高山選手をあまり怒らせない方がいい」と同意した。

 初タッグを前に共通の敵への怒りで思いが一致した“邪帝コンビ”だが、1試合限りで解散するという。高山は「今回組むのは、あくまでも大仁田厚を倒して、オレが電流爆破のリングでも帝王として君臨するためのステップ。軍門に下るわけじゃない。ずっとダラダラ組む気はないと昨日言った」と思いを告白。邪道は「オレも納得。タッグ王者として、電流爆破を世界に持っていこうかと思ってたけど。シンガポールやマカオから見たいというオファーがあるし」と少し未練ものぞかせたが、うなずいた。

 また、当日のルールについて、大仁田は「オレたちは(有刺鉄線)電流爆破バットを持っていくから、あいつらも何か持って来い。凶器を全部リング中央に置く」と指定した。

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