フレアー息子急死 1月、全日で試合

 “狂乱の貴公子”リック・フレアー(64)の息子で、今年1月から全日本へ“プロレス留学”していたリード・フレアーさんが、29日に米国で急死していたことが30日、分かった。25歳だった。死因など詳細は不明。

 1月26日の全日本の東京・大田区体育館大会に初参戦したフレアーさんは、父の緊急欠場を受けて武藤敬司(50)と組み、藤波辰爾(59)、真田聖也(25)組と対戦した。

 以後は合宿所入りし、ツアーにも帯同。結果的に日本ラストマッチとなった今月17日の東京・両国国技館大会(KENSO&リード対渕正信&西村修)後に帰国していた。日本にもとけ込み、甘いマスクと父譲りのセンスから武藤の期待も大きく、今後も来日が予定されていた。

 訃報を受けた武藤は、ツイッターに「リック・フレアーの気持ちを考えると心が痛む。大田区で急きょ試合ができなくなった自分の代わりに、オレに息子を託し、そのまま留学生としてもオレに預けてくれた。素直ないい青年だった。心からご冥福をお祈りいたします」とつづった。この日、全日本の富山・魚津大会では追悼のテンカウントゴングが鳴らされた。

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