２０日のボクシングＷＢＣ・ＷＢＡ世界ミニマム王座統一戦で井岡一翔（井岡）に敗れた前ＷＢＡ王者・八重樫東（大橋）が２１日、大阪市内で一夜明け会見を行い、王座奪回や井岡との再戦に意欲を見せた。

　両目の周りを大きく腫らし「いろいろ考えたが、悔しい。井岡君はハートも強かった」と激闘を振り返った。さらに「この試合で、まだまだ強くなれる可能性があることを知ったので、がんばりたい」と、意欲を見せた。

　今後について、ジムの大橋会長は「土居トレーナーの練習は、短い期間でもすごく成果があった。続ければ返り咲けるし、階級を上げても王者になれる。井岡君と再戦できれば」と期待を寄せた。八重樫も「（再戦は）やりますよ。やってくれるなら。どこでチャンスがあるかわからないので、ミニマムでも上の階級でも行けるようにしたい」と前を向いた。