米大リーグのポストシーズンで大谷らが所属するスター軍団のドジャースが敗退し、23日(日本時間24日)に開幕するワールドシリーズは、市場規模の小さい低予算の球団同士の対決になることが決まった。資金力だけで勝敗が決まるわけではないことを証明し、今後本格化する「サラリーキャップ」(選手の年俸総額の上限)導入を巡る議論にも一石を投じることになりそうだ。

ドジャースに4連勝してワールドシリーズ進出を決め、喜ぶブルワーズの選手ら。左手前はインタビューを受けるマーフィー監督=15日、ロサンゼルス(共同)
ドジャースに4連勝してワールドシリーズ進出を決め、喜ぶブルワーズの選手ら。左手前はインタビューを受けるマーフィー監督=15日、ロサンゼルス(共同)

スター軍団敗退

 専門サイトのファングラフスの試算によると、今季の推定年俸総額はナ・リーグを制したブルワーズが30球団中19位。ア・リーグの頂点を争うレイズは28位、ガーディアンズは29位に過ぎない。1位のドジャースは3球団の合計より多く、格差は歴然。敗退後、今回の結果が米球界に与える影響について見解を問われたドジャースのロバーツ監督は「資金面の要因には触れない」と述べるにとどめた。

ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで、リードを許す展開にベンチでさえない表情を見せるドジャースのロバーツ監督(中央右)と打席の準備をする大谷(同左)。4連敗でポストシーズン敗退が決まった=15日、ロサンゼルス(共同)
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで、リードを許す展開にベンチでさえない表情を見せるドジャースのロバーツ監督(中央右)と打席の準備をする大谷(同左)。4連敗でポストシーズン敗退が決まった=15日、ロサンゼルス(共同)