勝ちどきに合わせてチームカラーのグリーンのジェット風船がアリーナに乱れ飛ぶ。
「1、2、3、勝ったどーっ!」
川辺泰三ヘッドコーチの号令に、7000人超えのブースターの歓声が重なって響く。開幕2戦目。神戸ストークスが27日、第3Qの逆転劇で84-78と大阪エヴェッサを下し、待望のBプレミア初勝利を挙げた。
エヴェッサを本拠地ジーライオンアリーナ神戸に迎えての2連戦。開幕戦は「大阪さんのインテンシティーに圧倒された」(川辺HC)が、この日は違った。
第1Q・第2Qの前半こそ、最大15点差をつけられて追う展開だったが、大阪の司令塔PG高橋快成が「(開幕戦より)強度が上がっていると感じた」というリバウンドの強さをはじめ、神戸は厳しいディフェンス力を発揮。第3Q残り2分半、PFチャイルズのフリースローで59-59に追いついた。
相手に3ポイントを決められても、PG小川麻斗がすぐに“3ポイント返し”。大阪のフリースローでは、ブースターがいかめしい顔の鳥「ハシビロコウ」のポスターで威嚇して不成功に導くなど、場内も一丸後押しだ。一進一退の攻防の中、第3Q終了間際にSG/SF山口颯斗がリングで弾んだボールをねじ込むように決めて64-62。ついに逆転に成功した。






