チアリーディングの「ジャパンカップ日本選手権」は8月28日、国立代々木第一体育館でディビジョン1各部門のフライデートーナメントが行われた。大学部門は立教大、日本女子体育大など上位5校が準決勝進出を決めた。関西大は12位で準決勝進出を逃し、大粒の涙を流した。スタンツのミスはあったが落ち着いた演技を披露し、持ち味の平場では一体感で会場をひとつにした。高校部門は成立学園など上位10校が29日の準決勝に進んだ。中学校ユース部門は梅花中が優勝した。【監修・日本チアリーディング協会】

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【掲載記事】
中学ユース部門は梅花中が優勝! 高校ユース部門は中京大中京高V
フライデートーナメント高校の部 準決勝逃したチームから特選シーン
フライデートーナメント大学の部 カメラマン特選シーン

【掲載予定】
・30日 Div2決勝、Div1準決勝速報、写真特集
・31日 Div1決勝速報 、写真特集

関大は2年連続で準決勝逃す
主将が後輩に託した思いとは

 たった150秒、一発勝負の世界。 

出番の前から青マットの端で円になり、何度もシミュレーションを繰り返した。 

お互いの顔を見合ってうなずく。 

「エントリーナンバー3、関西大学」 

円陣で思いを一つにして、緊張の舞台へ踏み出した。 

順調な滑り出しで演技がスタート。 

1回転して横に回り3層の一番上に乗る技も2基同時に決まった。 

得意のジャンプとアームモーションは呼吸までそろえて見せた。 

ただ、後半に1つ、2つ、3つとポロリ。 

ダンスで観客を魅了したが、巻き返せなかった。 

成績発表時は下を向いて祈ったが2年ぶりの準決勝には届かなかった。 

涙を流したあの日から臨んだ最後の夏だった。 

「去年の先輩の気持ちも背負って、後輩の気持ちも背負って臨んだジャパンカップだったんですけど、本番で自分たちの弱さが出てしまったなと思います」 

関大は23、24年ともに6位と創部史上最高成績を残した。 

しかし、昨年はまさかのフライデートーナメントで敗退。 

勢いに乗った次の年だったが、決勝の舞台にすら上がることができなかった。 

チームのルールとして2年時から大会に出場ができる。 

2年からAチームで活躍するチームキャプテンは3年間、ジャパンカップを経験した。 

彼女は〝最高〟と〝最低〟を知る一人だ。 

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