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50歳それぞれ…そして、笑いは好みの問題です

 たむけん(たむらけんじ)君が、50歳を迎える2023年5月4日をもって芸能界から引退するという決意表明を行いました。

 大きな世代交代の波が来ている中で、余力を持って次のステージに行くというのはとても素晴らしいことだと思います。打ち明けられたダウンタウンの松本(人志)君が「お前だけずるい」と言ったそうですが、どれもすごく素敵なこと。上から「頑張ってこいよ」と言うのではなく、ちょっとうらやましい?そっと背中を押す、いい言葉だと思いました。

 先日、スピードワゴンの2人と「今、ネタはどうしてる?」という話になりました。私たちは、おばちゃんから見た若者とか、昔はそんなこと思わなかったけれど今はこう思うとか、そういう今・現在の自分たちのネタ。やっぱり昔のネタはできないものが多いのです。コンプライアンス的に今は絶対無理!というネタもありますし(笑)。

 小沢(一敬)君も「昔と同じネタを作っても、今の我々にはできない。本当にこれからどうしようかなと思う時がある」という話をしていました。今も現役でネタを作っているからこその悩み。そういった悩みは、どこの世界でも、いつの時代にも起こることなのでしょうね。

 例えば会社勤めで「定年」がある方々は、逆算してそれに向けて準備もできますが、自分自身で線を引くって本当に難しい。そんな中で、M-1で優勝して50歳でブレークした錦鯉の長谷川(雅紀)君はすごいと思いますし、人生100年時代ということで言えば、まだまだ半分来た所だと言えます。

 ひとくちに「笑い」と言ってもいろいろなパターンがあるし、100人中90人がクスッとするものと、100人中10人が爆笑するもので、どちらの笑いが正しいのかなんて決められないと思うのです。笑いの取り方、求める笑いの形の違いに正解はないのだと思います。

 今年の「M-1」「THE W」という「お笑いコンテスト」の審査に対していろいろな御意見がありました。私は「笑い」と「食べ物」て、最終的には好みの問題だと思うのです。皆が「美味しい」と言っているお料理でも自分は「それほど」と思わない時ってありますよね。ただ、自分と合わないと思うのは良いのですが、それを強烈に批判するというのは少し違う気がします。食事を楽しむように、笑いも楽しんでほしい。好みや感覚は万人が同じではないということを理解して、聞いたり見たり食べたりできたらもっと楽しいのにと思うのです。

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