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「ちょっと教えて」は、相手の時間を奪うこと

 職場の若い人にスマホの事を聞いた50代の女性が、そのうちに嫌がられるようになり「ちょっと教えてくれてもいいのに、そんなに迷惑でしょうか?」とネットの掲示板に投稿したところ、「若い人の仕事の時間を奪っている」「非常識」「スマホ教室に通いなさい」などと批判が殺到したというニュースがありました。

 読めば読むほど、成る程その通りと納得してしまいました。ちなみに私は教えてもらいたい事がある場合は「今度これについて教えてね」と前もって頼み、相手の都合の良さそうな時に「この前言っていたの教えてもらえる?」と聞くようにしているのですが…。それでもかなり迷惑をかけているのだろうなぁ。

 確かに「聞く」のは簡単ですが、教えるためにはいろいろと調べなければならない事もあり、「教えてもらう」という事は相手の時間をかなり一方的に奪ってしまう事だというのは、心の中に書き留めておかないといけないと思いました。年齢の上下、仕事上の上司、部下ならなおの事です。

 投稿者の思いで気になったのは「携帯ショップに行くとお金がかかるし」という部分。「安く済ませたい」「お金をかけたくない」はやっぱりダメですよね。

 私もこの前、ショップで機種変更した時にアプリ等を移す作業を手伝ってもらえないかと頼んだところ、最近はそういう人が多くて、トラブルも多いのでその作業を有料にしているとのこと。お金を出しても正確に迅速にその作業を済ませたい人と、お金を出すのなら自身で時間がかかっても作業するという二択が出来るので、システムとして有りだと思いました。

 もちろん自分でも努力しなければいけない部分もありますが、やっぱりそこそこ年を重ねた人はお金で解決できる事はそれに頼るのも時には有りではないでしょうか。

 私も母がスマホの事を何回も聞くので代わりにしてあげたことがあるのですが、結局そうすると覚えられない。自分が今していることと、自分が親世代にしていること。どちらの気持ちもわかるだけに、身につまされる思いです。

 世の中とつながっていたい、自分を成長させたいという年配の方がおられるのも又、事実。ただ、若い人に何でもすぐ聞く事で迷惑をかけているという認識は持つべきですよね。

 投稿者が教えてもらっていた人はショップの元店員さんだったそうで、きちんと教えなければと思うだけに大変な負担になってしまったことが想像できます。だからそういう時は、嫌な態度を取らずに「今は仕事中でできない」「これはショップに行って下さい」と、はっきり伝えてもらった方がスッキリする気がします。

 何事も相手の立場に立って物を考えないといけないということを痛感させられた今日のニュースでした。

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