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相手の話を聞き出す相づち、打ち切ってしまう相づち

 最近の報道番組や衆議院選の選挙特番をハシゴしながら見ていて、とあるキャスターの相づちの打ち方がとても気になりました。「なるほど」と良いタイミングでおっしゃるのですが、それが心がこもってないというか話を聞いていないというか、話を打ち切りたい感じに聞こえてしまって。勿論そんなつもりでおっしゃってるはずはないのですが。

 あまりにも気になってしまったからか、その「なるほど」がうつってしまい、相方のモモコに「リンゴもなるほどて言ってるよ」と言われてしまいました(笑)。

 知り合いの女子アナに聞くと、「なるほど」という言葉はできるだけ使わないようにと言われたそう。使い方が難しいらしいんです、相手の話を上手く引き出すため、たかが「相づち」されど「相づち」なんだなと調べてみると「相づちのさしすせそ」と言うものがあるのを知りました。

 「さ」は「さすがです」、「し」は「知りませんでした」「信じられないです」。「す」は「すごい」「すばらしいです」、「せ」は「絶対そうですよね」「センスいいですね」。「そ」は「そうですね」「そういうことだったんですね」。これを使うと話がうまく転がり、相手を話しやすくさせるというもの。

 「相づちのあいうえお」や「はひふへほ」もあるそうですが、この「相づちのさしすせそ」というのはどこかで聞いたことがあるなと思っていたら以前、月亭八光くんが「知り合いの社長さんに使うさしすせそ」と言っていたのを思い出しました。そういう場面では、この「さしすせそ」を使ってしゃべったら「姉さん、絶対相手に失礼がありませんよ」と。

 結局、相手を不快にしないで話を引き出すという意味では、そのお付き合いをしている社長さんも政治家やコメンテーターの方々のトークのお相手も同じなのだなという事ですね。

 「わかります」「なるほど」「もちろん」も相づちに適しているそうですが、私が気になったキャスターは「なるほど、なるほど」と2回重ねておっしゃるのです。どんなに良い言葉の相づちも2回続けて言うと、何か上からというか、心がこもってない感じになってしまうそうで、ほんと言葉って難しい。

 テレビでもラジオでもYouTubeでもそうですが、気をつけていかねばと思いながら、独り報道特番を見ていました。

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