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自粛警察にマスク警察…ハイヒール・リンゴも「うつになりそう…」もう“警察”やめませんか?

 「自粛警察」に「マスク警察」、飲食店の「時短警察」…。コロナ禍が始まって以来、ずっと続くこの「警察」、もうそろそろ止めませんか?

 私も在宅時間が増え「このままだと、鬱になる」と思うことも。そのためにも猫を飼い始めたのですが「空き時間が増えたから」とテレビなどで話をすると必ずと言って良いほど“ペット警察”の方から「安易な気持ちで飼わないで。アフターコロナになってもちゃんと飼って下さいね」とのご指摘が。もちろん分かっておりますとも。最初は何かとしてくれた旦那さんも最近はサッパリなので、私が朝早起きしてせっせとご飯やトイレの世話をしています。以前はペットが家に居る皆さんがペットを「うちの子」と呼ぶのが不思議でしたが、今やすっかり「うちの子」です(笑)。

 ペット警察はまだかわいい例ですが、緊急事態宣言の出た地域を中心に「あの店は夜間も営業している、お酒を出している」と追い込む自粛警察が再び活発化しているそう。休業協力金で当座は「儲かる」というお店もあるそうですが、ランニングコストはかかる。協力金では賄えない店や従業員の給料支払いを続けるため、やむなく開けている店だってあります。法律で厳しく規制されているならともかく「要請」段階でそこまでする必要はあるのでしょうか。

 さらに「鼻出し着用」やウレタンマスク等を攻撃する“マスク警察”も。確かにウレタンや布は不織布より飛沫防止効果は低いとされますが、そもそもそれはコロナ禍が始まった頃から分かっていた事。でも品不足でせめてもと皆が布マスクを作り、より柔らかく息がしやすくオシャレなウレタンマスクにと広がってきたはずです。値段は下がっても使い捨ては高価ですし、世界中で不織布マスクの海洋ゴミが問題化している。持病や体調のせいで不織布のマスクがつらい方もいます。だから一概に批判するのではなく、人混みや電車内は不織布、屋外で人と距離が保てる時は布やウレタン-と、使い分ければいいのではないでしょうか。

 そうでなくても最近は明るいニュースも乏しく、ニュースサイトへのコメントも見るのが辛いものばかり。番組改編の時期で、各局で長寿番組の終了が発表されましたが、そこでも内部の複雑な事情を知らないまま独りよがりな批判ともっともらしい理屈が続々。

 テレビといえば、感染拡大防止のため最近は番組のロケもフェイスシールドからマスクに変わりつつあります。フェイスシールドの頃から「批判を避けるため、対策をちゃんとしているアピール」という指摘もあり。身近な所でも、自粛疲れから車で近くの温泉に行こうとした子育て中の知人は「でも県境をまたぐから、ナンバーを見て何を言われるか…」と断念していました。それほど社会全体が「ツッコまれたくない病」で満ちている。本来、人は人と会ってコミュニケーションを取って喜怒哀楽が生まれるものなのに、今の状況は、まるで江戸時代の「五人組」のよう。家族だけで籠もり、外ではお互いがお互いを監視し合う。それはものすごく怖いことだと思うのです。

 コロナ以来、前回の緊急事態宣言もオリンピックもGoToも…「多分無理よね」という悲観的な予測や不安が現実になるのを繰り返し、今も同じ状況で、出口が見えない。全世界中に広がるこの未曾有の事態で、政府の対応が後手に回るのもやむを得ない面もありますが、強いリーダーシップを望むあまりに急進的な考え方や勢力が拡大するような事態も又、悲しい事です。

 皆様、2月7日迄本当にキチンと自粛をしましょう。そしてずるずると延長せず、キチンと結果を出しましょう。各々の「自覚」さえあれば「○○警察」なんかなくてもいいはずです。

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