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都道府県魅力度ランキングも漫才コンテストも…感性や感情を数字にするのって本当に難しい!

 今年も都道府県魅力度ランキングが発表されました。大阪人としては「大阪は6位か、まあヨシヨシ、かな」等と思ってしまいます。

 今年は茨城県が8年ぶりに最下位を脱して42位に。これに対してお祝いの声とともに「中途半端じゃない?」なんて声も。でも、今はコロナ禍で国内旅行が見直されています。例えば今年青森は14位、秋田は20位にランクインしていますが、私が若い頃は「関西のテレビの情報番組で東北地方を扱っても、視聴率が取れない」等と言われ、東京から一足飛びに北海道ロケに行ったりしました。でも、今や温泉巡りやお祭りなど関西から東北を訪れる人も激増。トレンドはその時代でいろいろ変わって行くもんですね。

 近場で言えば、徳島が46位に。確かに四国の中でも「うどん」がある香川に比べ、少々インパクトは弱い気がしなくもないですが、鳴門や特産のすだち…個人的には引きは強いのですが。地理的な要因もあって、例えば関西人にとっては、大ヒットした映画「翔んで埼玉」で描かれる埼玉や北関東と東京との関係も、今一つ実感が湧きにくく、違いも分かりにくい。かたや関東や東北、北海道の人からしたら京阪神ってひとくくりに思えるのでしょうね。

 また、大阪や福岡など県名と県庁所在地が一緒のところはともかく、「神戸」と「兵庫」は別の県と思っている人も。かく言う私も最近、「そう言えば『箱根』って神奈川県だったんだ」と気付いたところ。神奈川県というと横浜あたりのイメージが強いですものね。他にも「岐阜」はイメージ湧きにくくても「白川郷」は知っている-など、有名な観光地と県名ってなかなかつながりにくく、都道府県の枠って結構弱いのかな、なんて思ったり。

 改めて思うのは、人間の感性や感情を数値化するのは本当に難しい、ということ。今回の調査も出来るだけ幅広い世代に尋ねてはいますが、ネット回答である以上、70代でもネットができる人の嗜好や趣味が影響している可能性も。もしネットが使えない人にも尋ねたら結果は変わるかも知れないし、それほど落胆したり大喜びする事でもない気がします。

   ◇  ◇

 人の感性や感情を数値化するといえば、お笑いのコンクールもそう。私も数々のコンクールを経てきたから分かりますが、せり負けたら「本当は負けてない。審査員の感性がおかしい」と思いたいものです。ネタの面白さはもちろんですが、順番やその時の勢いに左右される事もある。勝負は「時の運」ですから。

 今年はコロナで、私が審査員を務めさせて頂いている読売テレビの漫才ラバーズ「ytv漫才新人賞決定戦」も、3月に行われるはずだった決定戦が約5カ月遅れで、このほどようやく開催されました。でもその直前に、出場予定だった「マユリカ」が、濃厚接触の可能性があるとして棄権するという残念な事態に。同じく3月に開催予定だった「NHK上方漫才コンテスト」も、ようやく10月12日に本選が行われ、10月30日に放送されます。でも、遅れた分、例年よりもさらに笑いの質も量も高くなっていますので、ぜひ、ご覧になって下さい!

 そして12月には日テレの「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」も開催される予定です。昨年「3時のヒロイン」が優勝し、その後の大活躍で若手の女芸人達のモチベーションも凄く上がっていて、先日約半年ぶりに大阪で復活した「女芸人大祭り」でもかなりのネタの仕上がりに。東京で開催される「女芸人大祭り」に「交通費や宿代が全部自腹でも出たい」という若手女芸人もあらわれて。この「やる気」、これは本当に嬉しい事です。

 話はちょっと逸れてしまいましたが、それぞれのランク付けされた都道府県も数字やランキングにとらわれず、やっぱり「地元を活性化したい」という「やる気」が大切だと思うのです。

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