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空港の保安検査 人によって違うのはなぜ?…お金持ちも一般人も「セキュリティは平等にして」

 年末年始は、前日産会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡劇のニュースで持ち切りでしたね。関西人としては、出国したのが関空からだった、というのが何とも言えない後味の悪さです。でも、前々から思ってたんですが、なぜ空港の保安検査ってあんなに一律じゃないんでしょう??

 例えばペットボトルの水。国内線の場合はトレーに入れるよう言われていますが、うっかりキャリーバッグから出し忘れたときでも「はい、どうぞ」と通されるときもあればバッグを開けて調べる保安員さんもいる。昨年には伊丹空港の保安検査場で刃物を見逃すミスが相次ぎましたが、私の知人にもなぜだか「ライターを2、3個持っていたのに引っかからなかった」という人がいましたし、起こり得ることだと感じました。

 保安検査はハイジャック防止が目的なので国内線は国際線に比べ基準が緩いそうです。それでもオリンピックを控え強化され、ブーツや厚底靴など、くるぶしが隠れる靴は全て脱がないといけなくなり、コートやジャケット類も脱ぐ必要が。安全のためと分かってはいますが、検査場はものすごい混みようです。検査は航空会社が警備会社などに委託しており、検査員は国家資格があるものの、激務で離職率も高いそうです。でも、チェック内容が人によって違うという状態は不安ですし、統一してくれた方が対応もしやすい。こういう場所にこそAIを導入出来ないのかなと思います。

 そもそもJALやANAの場合、保安検査場通過は出発時刻の20分前まで、搭乗は10分前で締め切られます。このシステムが導入された当初は「滑り込みアウト」の方がたくさんおられて、各社はその対応に追われている感がありましたが、今は乗客の方もすっかりこのシステムに慣れたようです。ところが、いざ機内に入ってみるとドアが閉まってから実際に離陸するまで延々待つことが多い事に驚きます。ドアが閉まってから離陸許可を取るからだそうですが、飛行機の出発時刻表を見ると行先は違えど出発時刻が同じという飛行機が何便もあり、それなら少し締め切りを遅くするとか出発時間をずらすとかできないものなのかと思うのは私だけでしょうか。

 他にもハイクラスなら保安検査や搭乗手続きなども専用レーンがあり、機内でも荷物を荷物棚に入れるのを置くのもサービスでしてくれたりしますが、一般席なら機内に持ち込む以上、腰や肩が痛くても御自身でお入れくださいー的な感じのCAさんもおられます。自分でのせないと嫌な顔をされることも。これって、お金持ちと一般人との差が大きすぎるような…。その最たるものがゴーン被告の事件のようにも思えるのです。

 そういえば、先日旦那さんと富士山近くの温泉巡りに出かけたとき、河口湖でロープウェーに乗りましたが、インバウンドのお客さんも大勢で、チケットを切るスタッフまで英会話が上手で驚きました。さらにタブレットで順番が管理され、スマホに「あと何番です」などと表示されるんです。その間、他の場所を見られる。並んでいたのは日本人だけ(笑)。

飛行機とは当然規模は違いますし、求められるセキュリティの高さも違いますが、航空業界ももう少し、一般人のお客にも優しくしてくれたらいいのになあ。

確かに利用頻度の高い人、ハイクラスの席の人は“上客”であると思うのでサービスの差は致し方ないですが、せめてセキュリティは平等にしてほしいものです。

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