ハンズフリー通話にドキッ!「理解」と「受容」が必要かも…ハイヒール・リンゴの思い

 最近、スマホのハンズフリー機能を使って通話している人をよく見かけるようになり、ドキッとするという話もよく聞きます。私も街中で話し掛けられているのかと思って微笑み返したら、「なんじゃこのオバハン」みたいな顔をされて「あ、そうなのね」と思ったことが。でも若い人の中では普通の姿のようですし、これが時代なんでしょうね。

 勘違いを避けるためにも、話し声が聞こえてきたら私はその人の耳を見てイヤホンをしていないかチェックをするようになりました。ある年齢以上の人ではどうしても慣れないでしょうが、「止めろ」と言えることではないし、これはもう、ほんまに時代の流れと認めないと。

 時代の流れという意味では、おにぎりもそう。今ではなんと4分の1の人が、他人の握ったおにぎりを「食べられない」というそうです。母親や恋人のおにぎりなら大丈夫という人もいるようですが、驚いたことにそういう人も大抵、コンビニのおにぎりはOK。理由は「殺菌しているから」。これも又時代なんです。

 だから、それを「おかしい」とは言えない。だって生理的にどうしても食べられない人もいるのですから。と思うと、災害時の避難所の炊き出しなども考えないといけないのかなぁ。実際、炊き出しの塩おにぎりが食べられなかった。という事も聞きました。

 考えてみれば、昭和1桁生まれの方たちは激動の時代を生きていらっしゃるんだと思います。だって、電話が一家に一台無かった頃から固定電話になり、携帯電話になり、スマホになり…。5Gの時代になると同時通訳の機能が飛躍的に早くなりもう外国語を「習う」必要もなくなるんだとか。エライ時代です。これについて行こうとするなら、後から出てきた人たちや文化を否定したらダメ。「年だから」とシャットアウトするのは簡単ですが、やはり、これからは「どちらも認め合う」ことが必要なのだと思います。

 そんな昭和1ケタ生まれのSFの巨匠筒井康隆先生に今まで生きてこられて一番驚いた発明品は何ですか?と伺った時の事、先生は即答で「テレビ!!」ウァー、なる程そうかぁ。私達には、あるのが当たり前のテレビが日本で世に出たのは戦後の話。そう考えると昭和1ケタの対応能力おそるべし!!

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