ネットでの行き過ぎた悪ふざけには厳罰を

 最近、多発しているネットでの暴走について、ハイヒール・リンゴが語ります。

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 ネットでの行き過ぎた悪ふざけの行為は厳罰化した方がいいと思います。5~10年前は静止画でしたが、今はもう動画の時代。悪ふざけをした動画をネットにさらされ、それが原因で潰れた飲食店があると報道されていました。その飲食店はやらかしたバイトに数千万円の損害賠償を起こした。和解したそうですが、そういうことが起こりうるというのを、もっと学校の授業とか携帯電話を買ったとき等に教えるべきだと思いますね。

 いまはアルバイトの契約時に、スマホを仕事現場に持ち込まない、更にSNSにそういうものを上げたら補償問題にするという一文を入れる企業があるそうです。そして、そのような行為を「バイトテロ」と呼ぶんだとか、哀しい造語です。一部の若者には、自分がベッドに寝転がって送信してるものが、全世界とつながってるという感覚がないんでしょうね。

 同級生の女子生徒の裸の写真拡散とか、ほんとに信じられない行為。ツイッターやインスタグラムのフォロワーが数十人というような学生さんには、友達のその友達くらいにしか広まらないという甘い考えなのでしょう。でも、それが内容によって、すごいスピードで広がる。若い子は軽く考えすぎだと思います。自分も、相手も一生それを背負っていかなくてはならない、その覚悟をする前に拡散してゆくんです。

 一方で先日、たむけん君のラーメン屋さんでの一件がネットで話題になりましたが、たむけん君は大人の対応だと感心しました。バイトテロをやらかした人の顔のモザイクをはずせという論があります。TV局などの自主規制ですが、18歳未満であったり犯罪としての立件の有無などがモザイクの理由。承認欲求を満たしたい人たちなんだから顔をさらしても良いのでは?と思ってしまいますが、それでは私刑になるおそれもある。やらかした人達と同じレベルになってしまいます。そういう意味で多数による正義感の振りかざしは怖いなと思いました。

 ただ、彼と一緒にラーメン屋に行ったのは親指ぎゅー太郎君という若手芸人。彼は何一つ悪いこともしていないのに一部の報道で顔が隠されてる事が不思議です。あれは故若井はやと師匠の息子さんで頑張っている若手芸人の親指ぎゅー太郎君ですよ。(笑)

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