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「お盆までに第7波が来ます」と予測 感染力強いオミクロン変異株BA5

 テレビなどを見ていると、まるで新型コロナが「終息」したと勘違いしている人が多いように感じます。以前、第6波は来ないかもしれないと書いて大はずれした私ですが、今回はむしろ当たってほしくない「お盆までに第7波が来ます」と予測します。

 いま新型コロナの感染者は全国でジワジワと増えています。地域によって差はありますが、都市圏では確実に感染者が増加しています。これはオミクロン「BA2」から「BA5」に置き換わり始めているからです。

 判っている範囲では、感染力は「BA5」の方が「BA2」よりかなり強いようで、ポルトガルの状況を調べますと、始まって1カ月で流行のピークに達しています。これは早いです。非常に強い感染力を示しています。重症化率はほとんど変わらないようですが、感染者数の爆発的な増加は、これが日本でも起これば、まさに第7波となるでしょう。

 オミクロン株は「免疫逃避」の特性を持ち、「BA1」や「BA2」にかかっても「BA5」に再感染するケースが増えると思われます。ただワクチンによる重症化予防については「BA5」でも同等のようで、ワクチン接種が重症化予防に効果を発揮してくれそうです。

 第5波はデルタ株、今年1~2月の第6波はオミクロン「BA1」による感染急増で、新規感染者数が最も多かったのも第6波です。すでに東京では感染者の3割が「BA5」に置き換わっています。冷房をつけっぱなしで部屋を閉め切っていると感染は一気に増えます。

 まさに昨夏の第5波と同じ状況で、しかも新規感染者数は第6波と同等もしくはそれ以上となると、最悪の第7波です。どうか皆さん、まだまだ気を緩めず感染予防に努めてください。

◆松本浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

◆松本 浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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