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【松本浩彦医師】「ケーキと果物」「ステーキと冷や奴」 ダイエットに良いのは?

 ここで問題。

 (1)生クリームたっぷりのショートケーキと、グレープフルーツ1個、ダイエットに良いのはどっちだ?

 (2)豆腐2丁の冷や奴と、脂ギトギトのステーキ200グラム、ダイエットに良いのはどっちだ?

 (1)の正解はショートケーキ。重量が違います。ケーキは握りつぶせばゴルフボールほど。グレープフルーツは果肉がミッシリ。さらにグレープフルーツの果糖はグラニュー糖よりはるかに吸収が良く、またレモンやミカンなどの柑橘類は中性脂肪の塊です。ケーキを食べる時は控えても、果物は、ビタミン摂らなきゃってバクバク食べる。

 (2)のステーキ200グラムと、冷や奴2丁。ダイエットに良いのはステーキです。豆腐は99%が水分。食べてもすぐに消化されて夜中にお腹が減る。で、口寂しいから「何かない?」となって、そこらのものをチョコチョコとつまみ食いする。分厚いステーキ食べた夜、さすがに「盗み食い」はしないでしょう。だから、ステーキ食べていいんです。

 果物は一番太る食べ物なのです。信じられないでしょうが生物はみな自分の遺伝子を後世に伝えることを目的に生きています。植物はその果実を食べた動物が少しでも遠くに行って、広い地域に種子を残したいのです。そのためには、食べた動物にできるだけ元気でいてもらう必要がある。だから果実は、糖分・ビタミン・脂質・ミネラル、栄養たっぷり。栄養学的には完全食品、身体に良いんです。でも、良すぎるんです。良すぎるから果物は一番太る食べ物なのです。

 これであなたは二つ、間違いを知りましたね。こんなもの氷山の一角。さぁ、今日から「胃袋ダイエット」で少食の習慣を身につけるトレーニングを始めましょう!!

◆松本浩彦(まつもと・ひろひこ)芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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