コントレイル ラストランのぶっちぎりにカメラマンも期待

軽快な動きを見せるコントレイル=24日、栗東トレーニングセンター(撮影・石湯恒介)
笑顔を見せるコントレイル陣営=24日、栗東トレーニングセンター(撮影・石湯恒介)
真っ赤に染まったもみじの中を運動するコントレイル=26日、栗東トレーニングセンター(撮影・石湯恒介)
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 28日、東京競馬場で注目のジャパンカップが行われる。このレースでの引退を表明しているコントレイル。言わずもがなだが、史上8頭目の牡馬クラシック3冠を達成した名馬だ。しかも父ディープインパクトと、親子で共に無敗というおまけ付き。

 返す刀で、当時現役最強のアーモンドアイに挑んだ昨年のジャパンカップ。激闘だった菊花賞の疲れも癒えぬ中、対戦のチャンスはここしかないと挑戦を決めた陣営の意思にアツいモノを感じた。

 そのジャパンカップ以降、強さを見せているものの勝ち星を挙げていないコントレイル。だから、実は前走の天皇賞・秋(2着)こそが面目躍如の舞台、目いっぱいの仕上げだったのではと思っていた。福永騎手も休み明けの方がいいタイプと言っていた。

 そして迎えた水曜日の最終追い切り。そんな懸念を吹っ飛ばす軽快な走りを披露したコントレイル。これも福永騎手の言葉を借りれば「ジョギングをしてきたような」涼しい顔して猛時計。追い切りを見届けた矢作師は開口一番「速いよ~(笑顔)」返す福永騎手も「そうでしたかぁ?(もっと笑顔)」

 これなら大丈夫。この追い切りの絵面のように、ぶっちぎって勝ってくれていいよ!(デイリースポーツ・石湯恒介)

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