キング・カズ投入…と思ったら“ちょっと待った”

試合終了間際にピッチに入る横浜FC・三浦知良(右)に「待った」の声がかかる=10日、埼玉スタジアム(撮影・堀内翔)
終了間際に途中出場した横浜FC・三浦知良(左下)には浦和サポーターからも温かい拍手が送られた=10日、埼玉スタジアム(撮影・堀内翔)
交代する選手を間違えてばつが悪そうな横浜FC・三浦知良(右)=10日、埼玉スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「明治安田生命J1、浦和2-0横浜FC」(10日、埼玉スタジアム)

 出場すれば自身が持つJ1最年長出場記録を更新する横浜FC・三浦知良(54)が出番を待つ。目安は4分間と表示されたロスタイム中に、ピッチから出る伊藤翔とタッチを交わし、勢いよく飛び出すと、「待った」の声がかかった。

 実は伊藤と交代するのは同タイミングで投入される杉本竜士。三浦は思わず舌を出しながら、気まずそうな表情を見せていた。

 しかし、試合への強い意気込みを見せる三浦の姿には、浦和サポーターからも温かい拍手が送られた。

 13日のC大阪戦(ニッパツ)では今季リーグ戦4試合4得点と絶好調な大久保嘉人(38)との対決に大きな注目が集まり、J1最年長得点記録(41歳3カ月12日)の更新が期待される。(デイリースポーツ・堀内翔)

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