広島・森下暢仁は“今年もやる” 落ち着きの中に漂う雰囲気
3枚
緊張感漂うコザ球場のブルペン。昨季の新人王右腕である広島・森下が姿を現した。第5クール最終日の23日、周囲がにわかにざわつく。
立ち投げから徐々にボルテージを上げていく森下。捕手が座るといよいよ本格的な投球練習が開始された。
キレ味鋭いボールが次々と捕手のミットに突き刺さる。静から動。落ち着いて投げ込む姿は、進化を求める自身を冷静に分析しているかのようにさえ感じる。
今年もやる-。気迫を内に込め、森下は突き進む。(デイリースポーツ・北村雅宏)