阪神・佐藤輝明の驚愕パワーを“体感”折れたバットで…
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16日、宜野座で行われた阪神対楽天との練習試合。スタメンには3番に佐藤輝、4番に井上が入った。将来の虎のクリーンアップを撮影するため、外野スタンドのライトポール付近のフェンスに、へばり付く様にカメラを構えた。
だが、試合開始早々にアクシデントに見舞われた。楽天・高田萌の2球目を佐藤輝がフルスイングし、バットは真っ二つ。ポテンヒットをイメージしながらシャッターを切っていると、突然頭頂部に激しい衝撃を感じ、私はその場所にしゃがみ込んでしまった。一体何がおこったのか理解するまで時間が掛かった。まさかバットを折った打球がライトポール際まで飛ぶとは…。身をもって佐藤輝のパワーに驚愕(きょうがく)した。
幸い大事に至らず、阪神のトレーナーの方から頂いたアイシング用の氷を頭に乗せ、最後まで試合を撮影できたが、苦い思い出となった。(デイリースポーツ 山口登)