明治安田生命J1・横浜M戦(18日、等々力陸上競技場)の試合終了間際、ダメ押しとなるチーム3点目を決めた小林悠を祝福すると、川崎MF中村憲剛(40)は勝利を確信しながら両手でガッツポーズをして夜空に向かって雄たけびを上げた。
後半途中から中村が出場すると、残り5分間でジェジエウと小林がゴールを決める劇的な試合で川崎が2年ぶりのJ1制覇に王手をかけた。
試合後は率先して若手選手に声をかけて、両チームのファンから温かい拍手が送られる。3度目の優勝を決めて有終の美を飾る中村の姿が楽しみだ。(デイリースポーツ・堀内翔)