ヤクルト・高津監督の“すっぴんスマイル”を激写!劇的勝利の翌日に
空を彩った虹のように、晴れやかな笑顔だった。首位・巨人を追走する2位・ヤクルトの高津臣吾監督(51)である。
26日、神宮球場で行われたヤクルト対巨人8回戦の試合前だった。ナインの打撃練習を宮出ヘッドコーチと並んで見守りながら、ノックバットを手に表情を緩めた。
前夜はサヨナラ勝ちで巨人を破り、本拠地の有観客試合で記念すべき白星を挙げた。先発の小川が7回5安打3失点の力投を見せ、代打・川端が劇的なサヨナラ打を放った。
いつもは新型コロナ感染拡大防止でマスクをしているが、この日は無防備な“すっぴんスマイル”。よほどナインに笑顔を見せたかったのだろうか。その指揮官の気持ちを表すように、開門前のライトスタンド上空には虹がかかっていた。
セ・リーグを盛り上げるのは、巨人の首位独走を阻む2位以下のチームの頑張りだ。球場に足を運ぶファンはもちろん、“コロナ禍”に覆われた日本列島に夢と感動を与え続けてほしい。(デイリースポーツ・開出牧)