ヤクルト 石川VS小川の開幕投手争いはキャッチボールから熱い!

並んでキャッチボールを行うヤクルト・石川(左)と小川=浦添(撮影・開出牧)
投げ終わりも同時
足を上げるタイミングも同じ
3枚

 「ヤクルト春季キャンプ」(18日、浦添)

 キャッチボールから熱かった。開幕投手の座を争うヤクルト・石川雅規投手(40)と小川泰弘投手(29)である。

 浦添市民球場で行われたDeNAとの練習試合に登板。2回無失点という結果を出し開幕投手をアピールした両投手。先発の石川はベテランらしく、ヒットを許しながらも、巧みな投球術で要所を締めるピッチング。一方、2番手の小川はダイナミックなフォームから球威のあるストレートを投げ込み相手打者を圧倒するピッチング。

 初登板で順調な調整ぶりを見せた2人だが、午前中の練習から、すでに熱かった。隣接する陸上競技場のトラック内の芝生に並んで、競うようにキャッチボールをしていたのだ。

 石川のフォームを観察しながら、同じタイミングで足を上げ、体重移動する小川は、貪欲に何かを吸収しようとしていた。一方の石川はマウンドと同様に表情一つ変えず、ベテランのプライドを漂わせた。

 3年ぶり9度目となる石川と、2年連続5度目となる小川の開幕投手争いは、キャッチボールから火花を散らしている。(デイリースポーツ・開出牧)

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