誠也&大瀬良に重なるカープのレジェンドの姿
「広島春季キャンプ」(7日、日南)
キャンプ第2クール初日は小雨が降る中、行われた。アップが始まり、チーム全体でのランニングが始まると、身ぶり手ぶりしながら話す2人の選手に目が止まった。侍ジャパンでも4番を担う鈴木誠也と、鯉のエース・大瀬良大地だ。2人はナインの最後尾で時折笑顔を見せながら走り続けた。
ドラ1ルーキーの森下がその違いに驚いていたように、プロの練習では学生野球と違い、投手と野手とで完全にメニューが分かれている。数少ない投手と野手が一緒になるメニューの時間を大事にするかの様な2人の姿に、カープを引っ張ってきた新井と黒田の両レジェンドの姿が重なって見えた。
(デイリースポーツ・山口登)