ロッテ・藤原ほれぼれするようなフルスイング スケールの大きいスラッガーに育て!

 5回、右飛に倒れたが、フルスイングでスタンドを沸かせた藤原恭大=30日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が30日にZOZOマリンスタジアムで行われた対楽天戦(2回戦)に1番センターでスタメン出場し、豪快なフルスイングで沸かせた。

 2点ビハインドで迎えた5回1死一塁。一発出れば同点の場面で打席が回ってきた。前日の開幕戦では、注目される中、プロ初ヒットとなるショート内野安打を記録している。何かやってくれそうな雰囲気が漂う。

 まだ開幕2試合目だが、藤原の印象をひと言で言えば、「積極性」である。前日の初打席の初球を、豪快にフルスイングしている。オープン戦で多少慣れているとはいえ、いきなりプロ初打席でフルスイングできるものだろうか。

 初安打の次は、もしかしたら初本塁打もあるかもしれない…。頭の中でカメラワークをシミュレーション。次の瞬間、藤原のバットから快音が響いた。大きな歓声が響く。打球が飛んだライト方向にレンズを向けた。しかし、残念ながら打球は、楽天・オコエ瑠偉外野手のグラブの中へ。

 この日は結局、4打数無安打に終わった。1番打者として結果を残せなかったが、改めて写真を見ると、ほれぼれするような、豪快なフルスイングである。

 即戦力高卒ルーキーとして期待されているが、小さくまとまらず、スケールの大きいスラッガーに育ってもらいたい。(デイリースポーツ・開出牧)

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