常にファンを大切にする日本代表イレブンから勇気
森保ジャパン初陣となるはずだったチリ代表戦(キリンチャレンジ杯)は6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で中止となったが日本代表イレブンのファンへの熱い気持ちが見えた北海道合宿だった。
地震発生当日は宿舎近くで軽く体を動かしSNSを通して被災者の方々にメッセージを送った。二日目には紅白戦を行い控え組で先発した伊東がゴールを決めると地元ファンから歓声が上がった。
合宿中はロシアW杯に出場した槙野がチームを盛り上げ、チリ代表戦が中止となった後は訪れた地元ファンとチーム全員で記念撮影。最終日には最年長の青山を先頭にネット越しにタッチを交わすファンサービスを見せた。
電気や食料が不足し、ネットや電話もつながらなく飛行機や鉄道が止まる不安な日々が続いたが、どんな状況でも常にファンを大切にする日本代表イレブンに勇気づけられた。(文・写真=デイリースポーツ・堀内翔)