顔面のつぶれに衝撃!V6防衛の田口、挑戦者バレラともに「あっぱれ」

 WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(ワタナベ)が23日、東京・大田区総合体育館で行われた同級タイトルマッチで挑戦者・ロベルト・バレラ(コロンビア)を9回TKOで退け、6度目の防衛に成功した。

 「グシャ!」そんな音が聞こえてきそうな、田口の強烈な右フックがバレラにヒットした瞬間だ。バレラの顔面がつぶれ、まるで漫画の一コマのようになっている。人間の顔がこんなになるなんて…。

 これは6回の写真だが、9回にレフェリーが止めるまで、バレラは闘志をむき出し、手を出し続けた。

 なぜ立っていられる?もし、私がこんな顔にされたら、一瞬で戦意喪失の一発KO。いや、それで済めば「良かったな、命に異常がなくて」と安堵の言葉もかけてもらえるかもしれない。

 今回の世界戦では勝者の田口だって無傷なわけじゃなかった。とにもかくにも、世界の頂点を争う破壊力を持つパンチをお互いが受けながら、ともに闘志が尽きることなく戦い続けた両ファイターに敬意を表したい。(デイリースポーツ・金田祐二)

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