カズの輝きはどこから。大谷への答えに見たシンプルな結論

書道家・高橋卓也氏の書の前でリポビタンDを手にポーズを決める横浜FC・三浦知良=東京・ベルサール汐留(撮影・開出牧)
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 実に絵になっている。これほど背景の書とピタリとはまる人も、なかなかいないだろう。

 横浜FCのカズこと三浦知良(49)が13日、都内で行われた栄養ドリンク「リポビタンD」の新CM発表会に登場し、書道家・高橋卓也氏の書の前で、フォトセッションを行った。

 自ら右手を挙げて、笑顔でポーズを決める三浦は、まぶしいばかりの輝きを放っている。この輝きはいったいどこから来るのか。

 その答えはイベントのトークにあった。ビデオレターで登場した同CMで共演している日本ハム・大谷翔平から「原動力は何ですか?」と質問された時のこと。「もっとサッカーが上手くなりたい」と、パネルにペンを走らせた。

 実にシンプルだ。富や名声とはかけ離れた、サッカーを始めた少年が抱くような思い、ではないか。しかし、これこそが、Jリーグの最年長ゴール記録を更新し続ける原動力であり、輝きの源なのだ。

 日々の鍛練(トレーニング)が欠かせないことも語っていたが、輝き続ける原動力はシンプルな向上心。世界を目指す“二刀流”もきっと、同じだろう。(写真と文=デイリースポーツ・開出牧)

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