【野球】阪神の正遊撃手・中野の意外な過去 「実は学生の時にCMに出たことが」

 阪神・中野拓夢内野手(26)はルーキーイヤーの昨季から正遊撃手を勝ち取り、2年間ショートのレギュラー選手で活躍している。今後もチームを代表する選手として成長する姿に目が離せない。

 そんな中野には、ちょっと珍しい過去があった。今年の1月、鳴尾浜で合同自主トレに励んでいた中野と話す機会があり、その時にこんな昔話を教えてくれた。

 「実は学生の時に地元の将棋のCMに出たことがあって。セリフとかあるわけではないんですけどね(笑)」

 少し気になって検索すると、YouTubeで山形県天童市の公式チャンネルがアップロードしている「ふるさとCM大賞天童市」(https://youtu.be/oRccMvRuz4M)という一本の動画にたどりついた。

 動画内の1分37秒以降から、学生服を着た中野少年の出演シーンが見られる。本人の話の通り、セリフ等は無かったが、表情豊かで演技をする姿はどこか新鮮さが感じられた。

 中野は故郷愛も強い選手だ。「しっかりと山形にもニュースが届くような活躍をして結果を残していきたい。将来は山形の子どもたちのために『中野杯』などの大会を開催できるような選手になりたい」と夢を語っていたことがある。

 天童市のCMに出演していた少年が、今や虎を背負うショートに成長した。もちろん、中野に憧れている地元の野球少年、少女も多くいるだろう。今度は阪神の中野として、同県のPR動画やCMに出演する姿も見てみたい。(デイリースポーツ・関谷文哉)

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