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【野球】甲子園での借りを神宮で返す 首位攻防、カギは阪神先発陣 前回3戦28失点

 今月7日~9日に行われたヤクルト戦(甲子園)では、1勝2敗ながら3試合で計28失点と投手陣が打ち込まれたことがあまりにも痛かった。

 14日からは敵地・神宮での直接対決が始まる。2位・ヤクルトとの首位攻防2連戦。先発が踏ん張りきれるかが今後を左右すると言っても過言ではない。

 初戦に先発する青柳は7日の同戦で5回8安打5失点と苦しんでいた。甘く入った球を捉えられるケースも多く、動く球を自在に操りながら本来の打たせて取るという投球スタイルができなかった。

 リベンジに期待がかかるが、好データもある。今季、神宮での登板時は2勝0敗、防御率1・83。一般的に土が硬いとされる敵地のマウンドでも遺憾なく力を発揮し、ヤクルトの強力打線を完璧に封じ込めてきた。

 苦手の村上に対する攻め方も重要となるだろう。前回の対戦時にも3ランを打たれており、今季対戦成績は打率・545(11打数6安打)、3本塁打、5打点。今年、右腕がヤクルトに得点された11点中、5点が村上なだけに今回も要警戒しなければならない。バッテリーで入念に対策を練りたいところだ。

 次戦の15日に先発するのは伊藤将だ。前回8日にヤクルト戦に初先発し、5回3失点と試合こそは作ったが、山田に失投を本塁打とされる場面があった。「高めに浮いた変化球を捉えられてしまった」と左腕も反省していた。山田、村上、オスナ、サンタナと一発のある打者がずらりとそろう。制球力が持ち味な投手なだけに、丁寧に投げ進めていけるかがポイントとなる。

 神宮のマウンドはプロ入り初となるが、国際武道大在籍時も全日本大学野球選手権で立っていることから球場の特徴は理解している。巨人、中日、広島、DeNAから白星を挙げており、セ・リーグで未勝利なのはヤクルトだけ。白星をつかみ、13年・藤浪以来の新人セ・リーグ5球団勝利を達成したい。

 ヤクルトとのチームの対戦防御率は4・75。これは他の4球団と比べてワーストの数字だが、それでも今季は11勝5敗2分けと大きく勝ち越してきている実績がある。先発陣の“奮投”から流れを作り、直接対決を制したい。(デイリースポーツ・関谷文哉)

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