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【野球】巨人・ビエイラ 覚醒の理由は13%増のスライダーと世界一の練習量

 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(28)が守護神として絶大な存在感を見せている。5月3日の広島戦(マツダ)から9月1日のヤクルト戦(京セラ)まで32試合連続無失点をマーク。来日2年目にして覚醒した理由とは-。

 8月28日・中日戦(バンテリン)で同点の九回に登板し、3者凡退に仕留めて30試合連続無失点。2012年高木京介の29試合連続無失点という球団記録を更新した。試合後、ビエイラは「本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、こういう素晴らしいチームメートでなかったら、こんな記録にたどり着けていない。周りのチームメートに感謝したい」と声を弾ませた。

 昨年の日本シリーズで最速164キロを連発したようにストレートの威力は折り紙付きだが、これまでやや安定感に欠けていた右腕。それが今季は別人のようだ。進化の理由を宮本投手チーフコーチは「どんなカウントからでも変化球でストライクが取れる」と説明した。

 「ストレート、それから変化球のスライダーでもどんどんストライクが取れる。3-1、3-2とカウント負けしていても変化球でストライクが取れるといったところが彼の成長」と宮本コーチ。直球とスライダーの投球割合を見ると、昨季は直球65%、スライダー20%だが、今季は直球55%、スライダー33%に変化している。スライダーの精度が上がったことで相手の選択肢を増やし、自慢のストレートがより威力を発揮するようになった。(データは共同通信デジタル)。

 宮本コーチが「世界一練習するピッチャー」と言うように、たゆまぬ努力でパワーアップしたビエイラ。8月13日の中日戦では日本球界最速となる166キロをマークした。「人間ですけど、限界はないと思っている」と力を込める助っ人。伸びしろは計り知れない。(デイリースポーツ・山本航己)

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