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【野球】阪神 悲願Vへ9日から大事な巨人との首位攻防戦 2・5ゲーム差

 悲願のVに向け、大事な伝統の一戦になる。前半戦最後となる巨人との3連戦。矢野監督も「俺らはずっと山場なんで。目の前の試合をどう戦っていくかしかできない」と、首位攻防戦を前に改めて気持ちを入れた。

 首位・阪神は2位・巨人と2・5ゲーム差をつけている。振り返れば、交流戦明けのリーグ再開時は今季最大の8ゲーム差をつけていたが…。あっという間にゲーム差は縮まった。

 それでも、まだ貯金17で首位。8日・ヤクルト戦(神宮)は大山の10号3ランで劇的な勝利を収めた。その勢いのままとなるか。この3連戦の勝敗が今後の運命を左右するかもしれない。ここまで宿敵・巨人とは12試合で6勝6敗のがっぷり四つ。その内、半分の6試合が3点差以内の決着だ。

 9連戦の真っただ中ということもあり、やはり先発が長いイニングを投げることが求められるだろう。初戦は中4日で秋山が先発。右腕は巨人と相性が悪い。今季3試合に先発で0勝3敗、防御率6・00。前回対戦の6月20日は6回2失点と好投したが、あとの2戦は初回に失点していて、立ち上がりには要警戒が必要だ。

 10日はドラフト2位・伊藤将(JR東日本)の先発が予想される。巨人には3試合に先発し、1勝2敗で防御率4・05。前回は大城、坂本に本塁打を献上し、前々回もスモークに一発を浴びている。球を低めに集め、不用意な一発には気をつけたい。

 11日は西勇の先発が有力。右腕は巨人戦に今季3試合登板し、防御率は3・32ながら、3勝を挙げている。前回登板した2日の広島戦(マツダ)では4回7失点と精彩を欠いただけに、“エース”として挽回が期待される。

 7日・ヤクルト戦(神宮)ではスアレスの連投を回避するため、同点の八回に岩崎を使わず、斎藤を起用。8日の同戦では岩崎、スアレスが雨の中、登板していて、巨人との3連戦でも、状態を見ながらの起用となりそうだ。中継ぎ陣が苦しい状況の中、先発投手の粘りが勝利には必要不可欠となる。

 打線では怪物新人・佐藤輝が巨人戦打率・326と好相性。リードオフマン・近本は・306、4番に座るマルテが・317、正捕手・梅野が・351と結果を残す。一方、糸原が・227、サンズが・214、ドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)が・156と苦戦している。

 3連戦で最低でも1勝すれば、首位キープとなる。ただ、前半戦を首位で折り返すためにも、勝ち越したいところだ。8日の試合後には巨人戦に向けて、大山が「チーム一丸となって」と気を引き締め、梅野は「自分たちの野球ができるように」と意気込んだ。大きな意味を持つ伝統の一戦になりそうだ。(デイリースポーツ・今西大翔)

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