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【野球】巨人“スペシャリスト”増田大輝がけん制を恐れない理由

 厳しいマークをかいくぐれる理由とは-。巨人・増田大輝内野手(27)が3月30日・中日戦(バンテリン)で早くも2個目の盗塁を決めた。勝利にはつながらなかったが、一芸に秀でる選手のメンタリティーが光った。

 増田大の出番は同点の八回、無死から右前打を放ったウィーラーの代走として回ってきた。マウンド上の又吉は坂本への投球前にまず2度けん制を入れた。カウント0-1となり、もう一度けん制が入った後、増田大はスタートを切り坂本はヒッティングに出たが、三塁線ギリギリのファウルとなった。

 ここから中日バッテリーの警戒がより厳重になり、カウント1-2から4連続けん制をもらって、4球目に二盗を成功させた。捕手からの送球はそれたものの、タイミング的にはセーフに見えた。無死二塁となり、坂本の適時二塁打で見事生還した。

 計7度のけん制をかいくぐって二盗を成功させたことについて、増田大は「けん制をもらったことがよかったかなと思います」と話した。けん制をもらう中で、「何かしら自分の中で感じるものはあった」とリズム感などが研ぎ澄まされていく感覚があるからだという。

 当然、相手の投球の間合いも一定ではなかったが、「絶対1点がほしい場面でホームにかえるのが仕事なので、焦る気持ちは全然なくて、別に(球を)長持ちされても苦ではなかった」と涼しい表情を浮かべる。やるべきことがしっかり整理できているからこそ、緊迫した場面でも冷静な判断ができる。勝敗を左右する局面に欠かせない男が、今季も存在感を放っていく。(デイリースポーツ・山本航己)

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