【野球】阪神ドラ1佐藤輝が塗り替えるか 過去の強打者たち樹立した新人記録

 阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=がオープン戦4本塁打で12球団単独トップ(15日現在)に立っている。公式戦でも新人記録を打ち立てそうな勢いを見せている若虎。そこで、打撃部門など過去の新人記録を振り返る。(敬称略)

 【本塁打】=31本

 1959年・桑田武(大洋)と1986年・清原和博(西武)の2選手が記録。1958年・長嶋茂雄(巨人)は29本塁打で新人ながら本塁打王のタイトルを獲得した。阪神新人最多は1969年の田淵幸一で22本塁打。

 【打点】=111打点

 1リーグ時代の1949年に大岡虎雄(大映)が記録。2リーグ分立後は1950年・戸倉勝城(毎日)の96打点が歴代新人トップ。阪神では1950年の徳網茂で69打点。

 【安打数】=180安打

 1956年・佐々木信也(高橋)が記録。セ・リーグ記録は阪神・近本光司が2019年にマークした159安打。

 【打率】=・341

 1946年の田川豊(グレートリング)が89試合に出場して記録。2リーグ分立後は1998年・坪井智哉(阪神)の・327。

 【猛打賞】=14回

 1958年の長嶋茂雄(巨人)が記録。阪神では1948年・別当薫、2016年・高山俊、2019年・近本光司の13回。

 【マルチ安打】=54回

 1956年の佐々木佐々木信也(高橋)が記録。阪神では2019年・近本光司の43回。

 【三振】=121

 1999年・福留孝介(中日)が記録。阪神では近本で110三振。

 また、2リーグ分立後で全試合全イニング出場した新人選手は以下の通り。

 【セ・リーグ】

 1958年・長嶋茂雄(巨人・130試合)、1961年・徳武定之(国鉄・130試合)

 【パ・リーグ】

 1956年・佐々木信也(高橋・154試合)、2017年・源田壮亮(西武・143試合)

  ◇  ◇

 今季、チームのオープン戦初戦となった6日のソフトバンク戦で、球団新人では34年ぶりとなるオープン戦初打席初本塁打を放った佐藤輝。ちなみに、阪神新人では過去に公式戦初打席初本塁打を放った打者はいない。

 新人に限らなければ、プロ4年目だった森田一成が2011年7月26日の中日戦で代打2ランアーチを記録。これが史上初の初打席初本塁打だった。(デイリースポーツ)

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