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【野球】メジャー流出危機の阪神スアレス 最速161キロ直球は制球、球威とも球界屈指

 阪神のロベルト・スアレス投手(29)が最多セーブのタイトルを獲得した。開幕はセットアッパーで迎え、7月中旬からクローザーに定着。51試合に登板、3勝1敗、25セーブ8ホールド、防御率2・24の成績を残した。

 シーズン終了後、矢野監督は「球児が抑えをできない状況になった時にスアレスが出てきてくれたというのはチームとして本当に助かりました」と守護神の働きを絶賛した。

 最速161キロを誇る直球はスピード表示だけでなく、球威、制球とも球界屈指だった。今季300球以上投げた投手の中でストライク率75・6%、空振り率16・4%はいずれも12球団でトップ。被本塁打2と安定感も光った(データは共同通信デジタル)。

 【ストライク率】

 (1)スアレス(阪神)75・6%

 (2)エスコバー(DeNA)72・6%

 (3)石山(ヤクルト)72・1%

 (4)アルバース(オリックス)

 (5)岡野(中日)71・6%

 【空振り率】

 (1)スアレス(阪神)16・4%

 (2)フランスア(広島)14・0%

 (3)平良(西武)13・9%

 (4)パットン(DeNA)12・9%

 (5)モイネロ(ソフトバンク)12・8%

 来季も絶対に欠かせない戦力だが、メジャー複数球団が興味が示しており、去就が注目されている。スアレスは12日に帰国。「もちろんタイガースに残りたい気持ちはすごくある。自分だけの問題ではないのでしっかり見つけ出したい」とのコメントを残した。

 メジャー流出となればチームにとって大きな痛手となる。守護神の代役はそう簡単に見つからない。金村投手コーチも「残ってくればスアレスがそのまま(抑えで)いくのが一番いいと思う。いないとなればそこは考えないといけないところ」と話す。現在、若手は宮崎でフェニックス・リーグを戦い、主力は秋季練習で汗を流し、来季に備えている。藤川、能見が去り、チームは変革期にある。今秋のドラフト会議でも投手を5人指名した。朗報を待ちつつも、いきのいいクローザー、セットアッパー候補の出現が待ち望まれる。(デイリースポーツ・杉原史恭)

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