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【野球】巨人・坂本の突出した「コミュ力」「聞く力」超一流へと進化を遂げた理由

2000安打を達成し声援に応える巨人・坂本勇人=東京ドーム(撮影・金田祐二)
1回巨人2死、通算2000本目となる安打を左翼線に放つ巨人・坂本勇人(捕手 ヤクルト・中村悠平)=東京ドーム(撮影・高石航平)
2000安打を達成しヤクルト・山田哲人から花束を受け取る巨人・坂本勇人=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 巨人・坂本勇人内野手が通算2000安打を達成した。

 高卒1年目から優れていた内角打ちの技術に加えて、年を重ねるごとに逆方向への打撃、パワーも進化。31歳10カ月、右打者史上最年少で大台に到達した。

 積み重ねてきた努力は言うまでもないが、坂本が驚異的なスピードで進化を遂げた要因の一つに「コミュニケーション能力」、「聞く力」が挙げられるだろう。入団当初から、先輩や他球団の選手に物おじすることなく疑問をぶつけてきた。

 シーズン最多二塁打記録を持つ先輩の谷佳知氏(当時巨人)に「二塁打ってどうやって打つんですか?」と、率直に質問したことも。少しでもヒントを得ようと、守備はヤクルトでプレーしていた宮本慎也氏、阪神時代の鳥谷敬(現ロッテ)のもとに足を運んだ。

 多くの強打者育成に尽力し、昨季まで巨人コーチを務めていた内田順三氏は「一流の選手に共通するけど、坂本は人から吸収しようとする姿勢があった。年下だけど、ヤクルトの山田哲にもバッティングや練習方法の話を聞いていた」という。今季は首位打者争いを演じていたDeNA・佐野に内角打ちの考え方を聞くなど、31歳になった今も向上心は衰えない。

 かつて、ある後輩の名前を挙げ「あいつは何で聞いてこないんですかね?うまくなりたくないんですかね?」と、不思議そうに不満を漏らしていたことがあった。人によっては「勇気」が必要になることだが、坂本にとって当たり前のこと。野球に限らず、この行動こそが超一流になる近道なのかもしれない。(デイリースポーツ・佐藤啓)

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