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【野球】4カード連続勝ち越しも崖っぷちの虎、巨人と高勝率の甲子園で大勝負の4連戦

 阪神の大勝負がいよいよ始まる。4日から巨人と本拠地甲子園で4連戦だ。前回対戦では東京ドームで今季6戦6敗となる3試合連続完封負け。ゲーム差は今季最大8・5に広がり、奈落の底に突き落とされてしまった。

 今季の虎はなかなかしぶとい。その後4カード連続勝ち越し、12試合を9勝3敗と盛り返した。だが、巨人もその間8勝4敗と白星先行。結局1ゲームしか詰められていない。

 今回の舞台は16勝7敗2分け、勝率・696と高勝率を誇る甲子園だ。今季も巨人戦は2勝8敗と苦戦するが甲子園に限れば2勝2敗。初戦の先発は開幕戦以来の同戦登板となる西勇。2戦目藤浪、3戦目秋山、4戦目はブルペンデーとなる見込みだ。一方の巨人は虎の天敵・戸郷が先陣を切り、2戦目以降は今村、メルセデス、直江が続くとみられる。

 阪神の投手陣は充実している。巨人戦のチーム防御率は3・21。ここ最近は中継ぎ配置転換された岩貞の奮闘が光る。ガンケル、岩崎、スアレスも安定しており、先発が試合を作り、リードした展開でつなぎたい。

 ただ矢野監督が奮起を求めるように、カギを握るのはやはり打線だ。巨人戦のチーム打率は・185、10試合で20得点にとどまっている。頼みのサンズ、ボーアは共に打率1割台、1本塁打と低迷。好相性の甲子園で意地を見せたいところだ。

 1日、今季限りでの現役引退を表明した藤川は打倒巨人への思いを熱く訴えた。巨人戦は特別かと聞かれると「当たり前です」。そしてこう続けている。

 「それは誰に何を言われても絶対に言わないといけない。阪神の先輩方から伝統を預かって、今年限りでその選手としての任は解かれるわけですけど、それも含めてつながないといけないんですよ。やっぱりこれはファンの思いなんです。それは僕らにしか分からないかもしれない。阪神に入ったときにそういう教育があったから」

 矢野監督も3日の試合後に「やられていることも僕ら自身が一番分かっています。勝たないと巨人を引きずり落とせない。僕らが上にいけないのは重々、分かっています」と言った。残り57試合。7・5ゲームは大きな差だ。直接対決は負けられない4連戦となる。(デイリースポーツ・杉原史恭)

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